2013年度 医学・医療と社会ユニット 2学期末 補充試験(2学期範囲の新問題)2013.12.04.実施
(1学期範囲は,期末試験+1学期分補充試験の出題問題から抜粋)
医療安全について正しいのはどれか。2つ選べ。
- 医療訴訟の新受件数は平成16年以降減少傾向にある
- 患者が病院内で転倒し骨折した事例は医療事故である
- 患者に被害が無ければインシデントを報告する必要はない
- 病院機能評価はそれぞれの病院のリスクマネジャーが行う
- クリニカルパスの導入は、医療の標準化を図ることができる
問題指向型医療記録(POMR)において,診察所見としての腹部圧痛が該当するのはどれか。
- 評価
- 現病歴
- 診療計画
- 主観的データ
- 客観的データ
患者情報の取り扱いについて正しいのはどれか。
- 医療機関では死者の情報は保護の対象とならない。
- すべての医療機関は個人情報保護法の適用を受ける。
- 患者本人が診療録の開示を求めた場合、応じる必要がある。
- 医療機関では個人情報を取得しても利用目的を明示する必要はない。
- 個人情報の適切な取り扱いのためのガイドラインを違反すると法令上の義務を負う。
医療圏の記載で正しいのはどれか。
- 一次医療圏が設定されている。
- 三次医療圏は各都道府県で一圏である。
- 二次医療圏では特殊外来医療が提供される。
- 二次医療圏では高度専門的医療が提供される。
- プライマリ・ケアは二次医療圏で提供される。
医療資源の国際比較で適切でないのはどれか。
- 人口千人あたりの病床数が多い。
- 人口千人あたりの医師数が少ない。
- 在院日数はOECD諸国で1位である。
- 病床百人あたりの看護職員数は少ない。
- 人口千人あたりの看護職員数が少ない。
騒音性難聴に関する説明として正しいものはどれか。
- 感音性難聴である。
- 災害性難聴と同義である。
- 低音域での聴力低下が著しい。
- 騒音曝露の中止により軽快する。
- 特殊健康診断における有所見率は低い。
岡山県の指定する認知症疾患医療センターでないものはどれか?
- 慈圭病院
- 岡山大学病院
- 倉敷平成病院
- 岡山赤十字病院
- 川崎医科大学附属病院
臨床試験・治験について誤っているのはどれか?
- 第Ⅱ相試験までは健常者を対象として実施する。
- 承認申請前の第Ⅰ~Ⅲ相試験と製造販売後の第Ⅳ相試験がある。
- 治療に関わる検査や医薬品等の費用の一部は治験依頼者が負担する。
- いずれの試験でも「医薬品の臨床試験の実施の基準GCP」を遵守しなければならない。
- 既に承認を受けている薬品であっても新たな薬効について承認を受ける場合は治験が必要である。
公害健康被害補償制度で第1種地域はどこか。
放射線障害について図のA B C D として適切なのはどれか。
- A:がん,B:白内障,C:確率的影響,D:確定的影響
- A:白内障,B:がん,C:確率的影響,D:確定的影響
- A:白内障,B:がん,C:想定的影響,D:統計的影響
- A:白内障,B:がん,C:確定的影響,D:確率的影響
- A:がん,B:白内障,C:確定的影響,D:確率的影響
図は介護保険のしくみを示している。青い矢印の一次審査について,正しいのはどれか。
- 主治医の意見書は必須
- 訪問調査は医師が実施
- 合併する疾病の重症度で決定
- 認知症は身体機能ではないので除外
- ケアマネージャー(介護支援専門員)が実施
図は食塩摂取量の年次推移を示す。AとBの値はどれか。
- A:6.0,B:5.5
- A:15.0,B:10.0
- A:50.0,B:25.0
- A:155.0,B:80.0
- A:200.0,B:100.0
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